感謝する

 「感謝する」とは自分の周りの人々、環境等に対して「有難い」と感じる気持ちです。「有難い」とは、有ることが難しい、ということで、めったに無いということです。つまり、価値が高いということです。自分がここに存在させてもらえているというのは、当たり前のことではなく、自分を取り巻く周囲の人たち、環境のお陰であると感じる気持ちです。「お陰」とは、神仏など偉大な存在の陰の下で護られているという状態を表しています。

 自分本位ではなく、周囲に目配せし、謙虚なな気持ちにならないと「感謝する」という気持ちは生まれません。「感謝する」からこそ周囲に受けた恩を返したい、役に立ちたいという気持ちが生まれてきます。

 

□感謝する気持ちを促す「自己内観研修」